東ノ手から

信州上田市の東側にある神科(かみしな)台地。さらにその東側にある「東ノ手」近辺からのブログです。

CO2の削減は必要だとしても?

個人的には、節電、省エネで取り組むことが一番であることは明白であると思っているが、日々努力したいとは感じている。夜更かしもいけませんね。
ガソリン等の高騰で車の利用が減っているという報道もあって、これは否応無しにCO2削減に協力していることになっているから、ある意味面白い。車離れで公共交通機関が潤うならそれも結構なことかなと正直感じている。
企業には排出権取引制度の導入などがささやかれているが、個々の企業がエネルギー対策も含め省エネや無駄を省く努力の結果としてCO2を削減することに成功するならば大いにそれを公表してもらいたい。それが企業のランク付けや株価に影響するようなことは新たなビジネスを生む点ではいいのかもしれないが、CO2規制のない国が一方でどんどんCO2を排出してくるので地球規模ではあまり意味がないのかなと思うと、はたしてそれが本当に我々の地球環境を守ることにつながるかどうかは疑問が残る。
すでにカーボンオフセットが商品化されているのでそれはそれで有効に利用すればいいと思う。
CO2削減先進国はまず自ら実践し、その技術を後進国へ売ることで、年月はかかるであろうが、いつの日か地球規模でのCO2削減が可能となる日を期待しようという考えもあるが、果たしていつのことか?
しかし、排出権取得については発展途上国へ企業がお金を払って技術提供することのようで、逆に中国あたりではお金になる話となっているようだ。
CO2による地球温暖化は科学的な証明はされているのだろうけども、本当のことはどうなのか?というと温暖化に関しての根拠にはいくつかの疑問が唱えられている。今はまだ仮説であって真実は時が経過して結果が出てから始めて分かるからだ。だからといって楽観もできない。そこで惑わされていけない。事の本質はエネルギーと資源の問題であるからだ。
日本の国内でまかなえる、ソーラー、水力、風力などまだまだ活用してないエネルギーをローコストで開発し国民に提供できるように政策を通じて一刻も早く実現してもらいたい。それなりに新しい雇用も必要になるのではと期待できる。やはり原発は今現在頼らざるを得ないが、将来は過去の遺物になることが人類にとって一番良いことだと思う。
誰かがエネルギー革命を起こしてくれることを夢みているが、そんな日本人がどこかにいることを願いたい。