昨日のお寺ライブをした浄楽寺さんには山極勝三郎博士のパネルが展示されていました。
勝三郎博士の生家の墓所とのことで、博士の生涯を描いた映画「うさぎ追いし」に出演の遠藤憲一さんと水野真紀さんもお墓参りされたそうです。
ウサギの耳にタールを塗り続け人工癌を作ることに成功したのが1915年。
その苦労と努力は並大抵ではなかった。
実験開始から2年後だったが人体解剖を通して腫瘍や癌に着眼し、当時は否定されていたにもかかわらず成功させたことで世界の癌研究の流れを変えた。
ノーベル賞候補となるもデンマークのフィビゲルがネズミの胃に人工癌を作ったとして医学生理学賞を受賞にて落選。
しかし、後にフィビゲルの間違いが判明し幻のノーベル賞となってしまった。
昨年は真田丸で沸いた上田ですが、山極勝三郎も忘れてはいけません。