自宅前の田では毎日カエルの合唱が続いていますが、ある田の一角は近所の子供たちや自然の住人であるカラスやキジ達もよく訪れています。今年はまだ来ていませんが青サギもいます。
子供たちにとってはとても楽しい教材であり、野生の鳥たちには良き食堂なんだろうなと思って自分も童心になってのぞいてみました。
水面に人影が映るとオタマジャクシがいっせいに逃げます。ここまでは予想通りですが、しゃがみこんで暫くすると、
なんと驚きです!
実に多彩な水生動物がいるではないですか!
タニシ、ゲンゴロウ、ヤゴその他みたことのない幼虫がいて、完璧な生態系が確立されているかに感じました。
なかでも画像のような背中が緑でエビのようなシッポの幼虫は見たことがなかったので何かなと思っていたら、カブトエビの成虫が近くを横切ったので早速ネット検索にて確認できました。
しかし以下サイトでカブトエビの幼虫と思ったことが誤りだとわかりました。
知っていればあたりまえなんでしょうが知らないなりにチョット感動でした。
可能な限り写真撮影をしてみましたが動きが速い生き物は無理でした。
日本の農業のあり方にいろんな問題があると思いますが古来からの水田がもたらす恵みを忘れてはいけないと感じる次第です。