東ノ手から

信州上田市の東側にある神科(かみしな)台地。さらにその東側にある「東ノ手」近辺からのブログです。

通院日

気分はすっかり春に向かっているので外出の防寒対策もやや軽微にしたが、外気温4℃とはいえまだ風が吹けば寒い。
駅のホームで新聞読む手を交代にポケットへ入れ手袋を置いてきたことに後悔。

病院に到着したが、今日はいつもの喧騒はなく静かである。
待合室で睡魔に襲われても比較的心地よく眠ることができる。
寒さが緩んだこともあるのだろが、いつも気になる病院の通路を行き交う人の足音や患者同士の会話や咳払いなどが少ないからだろう。
見回せばそれなりに人はいるのだが、とにかく非常に混んでいる状況ではなさそうだ。

通院生活も長くなってきたからこそ感じることだが病院というところは不思議な場所でもある。
治るものは治る!治らないものは治らない!という真実に対して、我々患者はロマンを描いたり失望や悲観したりするからである。
これがどちらよりなのか?
もちろん運もある。
努力次第によってはコントロールも可能である。
治るとなれば希望に満ちた努力をするであろうし、治らないとなればそれをどのように受け入れるかである。
医療に過剰な期待を持つと医療不信が生まれやすいし、あまり無頓着で医療サイドにすべておまかせでも良い結果はでにくい。
自分の身体の治癒力や免疫力をいかに引き出すことができるのか?
そのためには何をしたらいいのか?
通院とは、そんな意味での羅針盤なのかな?
今月も検査結果に一喜一憂。幸い良好。
ほぼ毎月血液のデータの記録が積み重なるから、健康だと信じて何年も検査してない人に比べれば幸せなんだろうと思うことにしているが、再発への監視を緩めないためにまだまだ通院は続きそうだ。

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