東ノ手から

信州上田市の東側にある神科(かみしな)台地。さらにその東側にある「東ノ手」近辺からのブログです。

アダムスファミリーを思い出す

今朝のアルプスの写真です。

この撮影のために自宅前からあぜ道を歩いて田んぼを3つ程超えたところまで移動。

そうしないと電線や建物が邪魔だからです。

今朝は寒いだけならまだしも、風が冷たい!

防寒していてもこれは辛いです。

撮影したら即退散でした。

でも昨日は立春ということで心の中に春の期待を感じる時期となりました。

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もう4日前の散歩画像ですが、歩いていたら畑の中にポツンと見えてきた枯れ草の塊!

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 なんか見たことあるな!

おお懐かしい、映画アダムスファミリーにこんなお化け出て来たことを思い出してアップで撮影!

ユーモラスなお化けだったけど名前が思い出せない。

個人的にはハンドくんのファンですがね。

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 〜☆〜☆〜☆〜

遺伝子組み換え食品(GM作物)の安全性は長期摂取による発癌性などがまだ立証されていません。当然、消費者としても安全性を確認するために表示を見ます。

遺伝子組み換え食品は使用していません」と表示されていれば安心している自分がいます。

ところが食料自給率の低い日本に入ってくる大豆、トウモロコシ、小麦、ナタネの半分以上はGM作物で日本が最も消費する国となっているそうです。

日本国内ではGM作物の安全性のために栽培実験は可能ですが、商用栽培は行われていないため、国内で消費されるGM作物は全て輸入品だそうです。

しかも、納豆や豆腐ならまだしも、GM作物を飼料に生産された畜産製品や加工品にいたっては組み換え遺伝子が作るタンパク質を検出できないという理由で表示義務はないそうです。ショッキングですが店頭で表示を見て選んでGM食品を避けていたつもりでも現実にはもう相当に食卓に侵入しているということです。

米国では「小麦は人間が口にするもので、トウモロコシや大豆は家畜のエサ」とされているため、消費者団体や海外への輸出業者からの反発もあって小麦のGM作物の開発は打ち切られているそうです。

日本では遺伝子組み換えに関して食品に表示義務が課されていますが、米国では表示義務がありません。それはGM作物を研究開発するモンサント社をはじめその利権に絡む勢力がGM作物の販売を促進するために、住民反対運動までも抑え込んでいるからです。

更に米国の「食料戦略」という解釈があり、もしTPPが締結されれば米国側の都合がすべて押し付けられて日本のGM作物表示義務が解除される事も想定されるそうです。食料自給能力の低い日本がすでに世界で最もGM作物を消費している国であるということから、すでに米国の食料戦略の犠牲者とも云われています。

このまま食料事情の主導権を握られる形になることは国民の食の安全性を守る上でも避けるべきであって、我々が安全性を自分で確認できる健全な状況の確立が望まれます。

食材の根底問題を残したままで和食が世界無形文化遺産になったと単純に喜んでいられない事を自覚した次第です。