今年は稲を刈って干す、ハゼかけの光景が減って、コンバインの使用が多いようです。
天気の良い秋晴れの下で家族総出で刈り取りという伝統的な光景を見かけません。
猛暑で稲穂は重くなり台風の影響で作業が延期になるなどからコンバインにお任せという農家が多いらしい。しかも減反が廃止された今年は昨年まで休んでた田も稼働してるから余計大変なんでしょう。
普段会社勤めで兼業という農家も多いので高額なコンバインは農協などに依頼する事から順番待ちの所が多いと聞いてます。
リンゴや柿も大量に実がなっていて雑草のボリュームもたっぷりあるから例年の秋の景色とは異なっている。
でも、災害にあっていたらこうはいかないことを思うと複雑な心境です。
地場産業としての農業が衰退しないためにも何らかの対策が必要だといっても近年の災害を見れば畑や住宅をそして大切な命を守る事は自然の猛威の前に人間は全く無力です。
防災対策の不備から人災という話もありますが昔なら家を建てなかった危険な土地にも開発が進められた問題こそが本質だと思います。
豊作な秋を見るにつけそんな事を感じます。