東ノ手から

信州上田市の東側にある神科(かみしな)台地。さらにその東側にある「東ノ手」近辺からのブログです。

Fさんの涙

今朝は冷え込みましたが、昼間は曇りで風も少しあるのに外は寒くありませんでした。

昨晩は寝つけなくて夜中の2時過ぎに読書をしていたのですが、夜更けに誰かが「こんばんは」と言っているような声が聴こえてきました。

老婆のしわがれた声のように感じましたので一瞬でもそう思い込んだ時に「ゾ~~!」っとしましたが、一定間隔で聴こえながら遠ざかるので動物の声とわかって安心しました。

謎の鳥か?それともコウモリか?多分コウモリでしょう。

朝起きたらギターの4弦が切れていたので、昨晩のことも思い出しながらちょっと不吉な予感が。。。どうやら「気を引き締めよ!」と神様からお告げがあったようです。

 

写真は犬といつもの山で非常に殺風景ですが、これは今日の景色です。

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散歩中に近所のFさんと久しぶりにお会いしました。

「やあ、Fさん久しぶりです。もうじき仕事に復帰するからね」とご挨拶したら、しばらくしてFさんの目から涙がこぼれ落ちました。

最近、Fさんのご親戚が白血病で亡くなったことと、私が無事に元気な姿でいた事に思いが重なったようです。

別れ際に「あなたは運がよかった。本当に良かった。」といって固い握手をしてくれました。

当然のことながら、心温まるFさんを前にして、また新たなる決意をした次第です。

 

アマガエルの合唱に法則があるという楽しい情報が入ってきました。一つのグループが「ゲッ」と鳴くと。もう一つのグループが交代で鳴くということがわかったそうです。あの、誰もが知っているカエルの歌の輪唱を思いついた人が、そういうカエルの習性を見抜いていたとすれば、これもまた凄い事だと思います。考えてみれば、人類は自然界の動物からいろんな事を教わっています。そういう意味でも自然を大事にしないといけないですね。我が家の周囲はまだまだ水田が圧倒的に多いので水田に水が入るとカエルの大合唱がはじまります。それはなかなかの音響ですが、まさに大観衆の鳴き声です。

毎年それが風情となっていますからもしその時期にかえるの声が聞こえなかったら大事件ということになります。でも、以前に比べればカエルの数も減ったように思います。宅地化がすすんでいるためでしょうが、以前はこの辺りにカエルを食べるためにヘビがけっこういたのですがあまり見かけなくなりました。その頃は蛍も飛んでいました。

「昔はよかった」とまで、勝手なことはいいませんが、そういう認識は忘れないようにしたいものです。