若い頃は本なんてほとんど読まなかった。
音楽を聴いたり楽器を弾くことに没頭していたから、本当に興味のある書物以外は眼中にはいらなかった。
おかげで、50代の今も現役アマチュアミュージシャン?でいられる。
ところが今になって、やたらに本が読みたくなって、今読んでいる本が読み終わらないうちに次の本を購入する状況である。
今の時代だからこそ読んでおきたい本は時期を逃したら損と考えるようになったからである。
新聞やテレビでもない、ネット情報でもない、書物からの情報を読みながら考えることがこんなに楽しいとは。。。
世の中に本を出版する著者の皆様はなんでこんなにいろんな事を知っているのであろうかと感心すると同時に自分が知らないことが多すぎることにもいまさらながらきづかされている。
しかし、読んだ事は大雑把に覚えていても細かい数字データーなどは覚えられないし、もう一度読み返したいとおもいつつ次の本へと移ってしまう。
最近は浮気心が働いて複数の本を家中のあちこちに置いておき、その場所へ行った時に読むことで同時に読むなどの楽しみ方もしているが、昼間は仕事に追われ、夜は睡魔に襲われるなどで進行は遅い。
これまでは、ヒマをみては本読んでいる人を見かけるとマメな人だなと感心していたが、ようやくそういう人の気持ちが遅ればせながらわかってきた。