東ノ手から

信州上田市の東側にある神科(かみしな)台地。さらにその東側にある「東ノ手」近辺からのブログです。

連休中は壁塗り

*壁塗りの極意
 連休はどこにもでかけなかった。理由はピロリ菌除去のため1週間抗菌薬を飲むためで、その副作用として軟便や下痢を起こす可能性があったので外出は避けて、かねてからやらなければと思っていた自宅周囲の木製壁のペンキ塗りを実施することにしたからである。
 最初に汚い話で恐縮であるが、自宅の壁塗り中ならいつでもトイレに行くことができるのでと考えたからである。幸い副作用は軽度でさほどのこともなかった。
 この壁塗り作業は、素人がやるものだからホームセンターで油性ペンキ、うすめ液、刷毛、ペンキ缶を購入してからのスタートであった。はじめは好天に恵まれた青空の下で気分よくペンキ塗りを開始したものの、1日あれば終わると思った仕事がとんでもない、夕方にはヘトヘトになってしまった。
 何しろしゃがみこんでペンキを塗ったり、脚立を使って高いところを塗ったり、実にこれがまさしく筋肉を使う。運動による筋肉の使い方とは違う。多分、ストレッチでの筋肉の使い方に似ていたように思う。翌日は体中が痛くて大変だった。
 結局全部終わるのに3日かかった。途中サボっていたので、実質は2日であったとは思うが。。。。
もう一つ、ペンキの扱いが難しい、使用前に缶をしっかりと振ってからの使用説明通りにやったつもりが、途中から色が濃くなってきてしまったのである、しかも一つ目の缶の終わり頃には底に溜まったペンキのかたまりがチョコレートのように出てくる始末。薄め液で調整するが、いまいち最初に塗った色とは違う。結局最後はやけくそになって塗っていました。
 刷毛にペンキをしみこませた後、高い所に手を伸ばして塗り始めるとペンキがボタボタと垂れて服から体がペンキ染めになり下のコンクリートにも垂れた後が付いてしまうなど、なれない最初は苦労しましたが、次第に刷毛の使い方も覚え上手になりました。
 というわけで、極意までは程遠い話でしたが、プロの職人さんたいしたものだと思います。
しかし、ペンキ代だけで安くすませることもできましたし、連休最終日の雨の日、見事に水を跳ね返す我が家の壁を見て達成感を覚えるとともに、普段の日曜ではちょっと難しいスケジュールかなということも踏まえ有意義な連休であったと思います。
 民族大移動には参加しませんでしたので、ガソリンもあまり使うことなく、エコにも貢献したかな?なんてかなり自分勝手なプラス思考ですが。。。